ルームランナーは勉強に効果がある|ランニングで学力向上成績アップ

ランニングなどの有酸素運動を身近にしてくれるルームランナー。
真夏でも、真冬でも、花粉が飛んでいても、雨が降っていても、気軽にランニングができるのが強みですね。
有酸素運動といえば、ダイエットのイメージが強いかもしれませんが、実は勉強や学力向上にもとても良い効果があります。
良いどころか、ランニングなどの有酸素運動にはほとんど奇跡に近いほど大きな効果があります。

 

学生時代に同じクラスに一人や二人、スポーツも出来て勉強も出来る人気者っていませんでしたか。
「早起きして朝練して時間も体力も使ってるはずなのに・・・頭の作りが違うのかな」なんて思ったかもしれません。
でも実は逆で、「運動するから勉強もできる」という考え方が、最近の脳科学研究で明らかになってきました。
ランニングなどの有酸素運動による成績アップ効果が、科学的に実証されたのです。

 

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まず有酸素運動をすると、BDNF(脳由来神経栄養因子)が発生します。
このBDNFは脳のニューロンが繋がる手助けをする物質で、アルツハイマーの予防にも効果があるといわれています。
このBDNFが脳内を満たしている状態で勉強すると、記憶が定着しやすくなります。
つまりランニングなどの有酸素運動をした後に勉強をするだけで、いつもより効率的に知識が定着するわけです。
その定着率は20%以上増加するといわれています。

 

このBDNFに目を付けたのが、アメリカのイリノイ州ネーパーヴィル203学区です。
ネーパーヴィルは「0時間目授業」と名付け、生徒全員に毎朝ランニングなどの有酸素運動をさせました。
すると授業はいつもと変わらないのに、生徒の成績が著しく向上するという驚くべきことが起こりました。
実はネーパーヴィルは他のイリノイ州の学区と比べて、家庭が子どもかける教育費用が低い学区でした。
子どもにかけた教育費用と成績は比例関係にある、と良くいわれます。実際、文部科学省が出している資料でも、所得が高い家庭の子どもの方が成績も良い傾向にあります。
にもかかわらず、TIMSSという世界中の生徒の学力を比較する国際的なテストでは、ネーパーヴィルが理科で1位、数学で6位という順位に輝きました。
このようにネーパーヴィルの生徒たちは他の学区を圧倒し、相関にあてはまらない驚異的な成績を残したのです。
これは「ネーパーヴィルの奇跡」と呼ばれ、「脳を鍛えるには運動しかない」(ジョン・J・レイティ著)などの本でも紹介されています。

 

ランニングをすれば頭が良くなると思えば、走りたくてうずうずしてきませんか?
ルームランナーがあれば、体調管理が気になる受験生だって、寒い日暑い日関係なく快適に運動させることができます。
もちろん子どもの成績向上だけではありません。当然、大人が本を読んだり、仕事を覚えたりといったことにも効果があります。
天候や気温に左右されず、しかも思い立ったら走れるルームランナーがあれば、「読書する前に少しだけ運動しようかな」という気持ちにもなるかもしれません。
記憶力が上がり、ストレス解消になり、ダイエットにもなるランニングをもっと身近にしてくれるツールがルームランナー。
ルームランナーを活用すれば、周りよりもちょっと効率的な人生を送れるかもしれませんね。

 

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