犬の散歩代わりにルームランナー|使用上の注意点と慣れさせ方
犬に散歩は必要不可欠ですが、忙しい中、毎日連れて行くのも大変ですよね。
花粉が飛び散る春、悪天候が続く梅雨、熱中症が危ない真夏、凍えるような真冬。
外で思いきり走って遊ばせるのが犬にとってはストレス解消なるのは分かっていても、こういった外的な要素があるとなかなか難しいものです。
犬は人間と比べて運動量が多く活発な動物で走ることが大好きです。ストレスを解消して、脳内にエンドルフィンが出て幸せな気持ちになります。
室内でも道具で遊んであげると、全身を使って跳ねたり勢いよく走ったりして喜びますが、やはり散歩には敵いません。
運動量が足りないと、犬はストレスを感じてしまいます。
ストレスがたまった犬は吠えたり、言うことを聞かなくなったり、最悪の場合噛みついたりします。
外で子どもに噛みついてしまっては、治療費の支払いなどおおごとになってしまいます。
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そこで救世主になるのが、散歩の代わりのルームランナー。
ルームランナーは速度がしっかり出るので、気候に関係なく室内で犬が走れるメリットがあります。
慣れてくれば外以上の速さでも、走れるようになります。
ただし犬がルームランナーを使って走るときはいくつか注意点がありますので、ご紹介していきたいと思います。
最初は慣れさせる
犬に使わせる場合、最初に必要なのはルームランナーに慣れさせることです。
ルームランナーは音がなるため、いきなり走れる犬は稀です。
マシンの匂いを嗅がせたり、動かないマシンの上に乗せたりして、まずはルームランナーの存在自体に慣れさせます。
動いているルームランナーを見ても恐がらなくなってきたら、実際に使わせる準備ができた証拠になります。
まずはゆっくりのスピードで歩かせる
慣れてきたら動いているルームランナーの上に乗せますが、まずはゆっくりのスピードにします。
十分に練習させないと上手に乗れないので、気長に付き合ってあげましょう。最初は30秒〜1分も使えれば十分です。
恐がるようなら無理せず降ろして上げてください。無理をさせても逆効果となります。
少しでも走れたら、ご褒美をあげるのも効果的です。ルームランナーは楽しいものと思わせましょう。
「ルームランナーの乗れの合図」を決めておくのも有効です。
側についてあげる
犬がルームランナーを使っているときは、必ず側についてあげてください。
滅多にあることではありませんが、ベルトに巻き込まれたりといった事故が、犬にとっては命にかかわります。
安全のためにも目を離さないようにしましょう。
長時間の使用は控える
ルームランナーに慣れてきても、1回の連続使用時間は20分〜30分までにしましょう。
この時間は犬の散歩に必要な時間と同じくらいです。
散歩なら何時間やってもOKですが、ルームランナーはきちんと上限を守ってください。
ベルトの回転がかなり摩擦を生むため長時間やると、足の裏の肉球を痛めてしまうことがあるからです。
犬がケガしないように使ってあげてください。
散歩の代わりではなく、サポートに使う
ルームランナーを使っていれば散歩の必要がないわけではありません。
外を歩いて、匂いをかいで、自然や人や動物と触れ合うこともストレス解消におおいに役立ちます。
散歩に出かけるのが難しいときに、ルームランナーを補助的に使いましょう。
犬専用のルームランナーもある
ドギーマンなどから犬用のルームランナーも販売されています。
人が使うルームランナーよりも高い傾向がありますが、犬が安全に使いやすい設計となっています。
柵がついていたり、高さが犬用になっていたり、普通のマシンにはない構造が特徴です。
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